
創業75年の業務用パン製造卸。
300社以上の電話注文を1カ月で
WEB受注に切替できたワケとは?
こんにちは!食べログ仕入運営チームです。
今回は、食べログ仕入受注を使って、300件の電話をWEB受注に切り替えたサンワローランの原様にお話を伺いました。
75年以上の歴史を持つ老舗企業がなぜ食べログ仕入を導入したのか、導入後の変化やお取引先からの評価などをご紹介します。
- WEB受注切替のハードルと食べログ仕入によるサポート
- 食べログ仕入を導入後の社内での反響
- お取引先からの評判と継続性
- 食べログ仕入の導入メリット
事業概要

サンワローランはレストランや喫茶店などの飲食店や、ホテルへ業務用パンの卸業を行っています。毎日焼き立てのパンをいち早く取引先の元へ届けられるよう、大半の商品を受注生産で自社配送しています。

取引先によっては要望に合わせて、こだわりの詰まったオリジナルの商品開発・生産を行います。小ロットでのご注文も承っており、関東を中心に主に自社配送でご提供しており、自社配送以外の地域は宅急便でお届けしています。高品質な商品と、きめ細やかなサービスでご好評いただいております。
これまでの受注体制や課題
圧倒的な人手不足と減らない電話の対応工数が課題
食べログ仕入の導入前は、10名体制で受注業務を運用していました。決まった時間にこちらから電話をかけて注文をもらう取引先が600社ほどあり、毎日午後は電話の対応に追われる日々…。このスタイルが当社の強みの一つだと感じていた部分はありつつ、常に圧倒的な人手不足に悩まされていました。
何度かWEB受注への移行を検討はしたものの、 製造指示や請求関連は自社システムで自動化が進んでいましたので、他社の受発注システムだと連携が複雑で相性が悪く、なかなか踏み出せない状況が続いていました。

食べログ仕入 導入の決断と初期準備
導入を決断するまでに時間はかかりませんでした。受発注業務に特化していることからサービスがシンプルで、取引先も使いやすいデザインでしたし、利用料がかからないため「WEB受注にチャレンジするにはこれしかない」と思いました。食べログの関連サービスということでデータの扱いに安心できたのも、決断を後押ししたと思います。

導入に当たっては、受注担当の社員だけでなく営業担当へも説明が必要でしたが、食べログ仕入のサポートチームから当社向けの説明会を開いていただくことで、社内への周知が進みました。
また、当社の販管管理システムとの連携についても、システム会社と食べログ仕入がコミュニケーションを取っていただいたこともあり、円滑に注文情報のデータ連携が実現できました。
導入までとんとん拍子で進み、ここまで手厚いサポートをしていただけるとは思っていなかったので、本当にありがたかったです。当社としては食べログ仕入に登録したいデータの調整のみの作業でした。どこまで食べログ仕入に登録するか、悩みどころだったのですが、食べログ仕入では価格の登録が必須ではないことを教えていただき、データの管理を簡単に行えました。価格情報に関しては販売管理システムのみでの管理に一本化出来たため、とても助かりました。
食べログ仕入を取引先にご招待するにあたって
なるべく取引先には電話やFAXでの注文から、食べログ仕入からの注文に切り替えて欲しい思いがありました。ですが、少なからず電話での注文を便利に思っている取引先もいらっしゃると感じていたので、強制力を持たせることには抵抗がありました。お客様にとってメリットがあるかを一番に考えていたので。
しかし、食べログ仕入は全国84万店舗の飲食店が掲載されている食べログの中のサービスです。誰もが知っているサービスの食べログには、飲食店との繋がりがある強みを生かした、充実したサポートがありました。

取引先を招待するにあたって、食べログ仕入による電話案内代行サポートを利用させていただきました。元々飲食店との繋がりがある食べログ仕入が、当社の代わりに、取引先に発注方法の変更について電話で案内してくれるサービスです。電話案内代行サポートでは、食べログ仕入のご紹介から登録のご案内、また使い方の説明や問い合わせまで全てサポート対応いただけます。
既存の受注業務で手一杯であったため、どうしてもWEB受発注サービスの説明や問い合わせまで案内するのは難しい状況でした。食べログ仕入では対応をお任せできるのが、かなり助かりました。
一点だけ不安があったとすれば、食べログ仕入が取引先に受け入れていただけるか、ということでしたが、全くの杞憂となりました。結果として案内した取引先の半数にご登録いただき、とても好評です。取引先から「営業時間外の注文ができるようになって便利になった」とのお声も聞いており、当社としても注文の確認が取りやすく、言った言わないのコミュニケーションが減りました。
食べログ仕入を導入してからの変化
導入時はやはり、通常の電話・FAXの注文に、食べログ仕入が加わることで、受注業務部も忙しかったです。特に取引先からの食べログ仕入に関するお問い合わせが多かったのですが、この時食べログ仕入の担当者が引き継いで対応してくださったことで、忙しいながらもトラブルなく運用を進めることができました。

取引先へご案内をスタートさせてから1ヶ月半経ちました。現在では、電話の件数がかなり減少しました。今までの人手不足が解消されて本当に助かっています。社内の反響も上々で、受注担当からは電話作業が減って嬉しいとの声も聞いてます。
食べログ仕入をご利用いただいている取引先も継続的に注文いただいており、かなり好評な状況です。これほどまでにWeb受発注に需要があったとは予想していなかったので、引き続き多くの取引先にご利用いただこうと考えています。
今後の展望
かなりの取引先に食べログ仕入をご利用いただけたので、今後販促ツールとしても利用できないかと考えております。特に、新しくリリースされたメッセージ配信機能については、チラシ画像だけでなく商品画像も掲載でき、そのメッセージの中で発注もできるということですので、直ぐにでも活用しようと考えております。
食べログ仕入を通じて当社と取引先との距離がもっと近くなり、コミュニケーションを取りやすい環境ができてくるのではないかと思っています。食べログ仕入を利用することでより取引先へ当社のことを知ってもらう、当社を知らない取引先と出会える、そんな世界観が食べログ仕入では実現できるのではないかと、期待しております。
当社はまだまだ世の中のDX化において、遅れをとっていると感じております。ですが、食べログ仕入では特に大きなハードルなく導入ができ、取引先からもご好評いただいております。幅広い年代に受け入れやすいシンプルなサービス、手厚いサポートによって当社は業務効率改善が達成できました。本当に無料なの?と疑うくらいにかなり便利で今ではなくてはならないツールです。今後も利用者が増えることで、更なるサービスの向上に期待しております。
